「私はゲームが下手だから頭が悪いのかも…」と考えている人がいると思います。
結論からお話すると、ゲームが下手な人は要領が悪いです。
※ちなみにこの記事は、ガチャで高ランクのキャラを引けば強くなる等のキャラゲーの話ではなく、お金をかけても強くなれないゲームの話となります。
誰もが最初は下手
しかし誰もが最初から上手いわけではありません。
私もFPS系のあるゲームで一時期国内トップにいたことがありますが、最初は5ch(旧2ch)でさらされるレベルの下手なプレイヤーでした。
ただしそこから上達するに至ったのは、正しいやり方で練習したからです。
なぜゲームが下手な人は要領が悪い?
現在はスマホやPC、ゲーム機ですらインターネットに繋ぐことができます。
つまり誰もが自分の望む情報を手に入れやすい時代です。
そんな時代においてゲームが下手な人というのは、
・上手くなる情報を取り入れていない
・そもそもどの情報を取れば上手くなるのか分からない
・上手くなる情報を取り入れるが活かせない
・・・といったように情報収集能力、それを自分の糧にする、という工程において非常に弱者であると言えるのではないでしょうか。
誰もがゲームに本気ではない
上記のような話をすると決まって出てくるのがこの理論。
「ゲームごとき楽しければいい」
「ゲームでマウントとって虚しくないの?ねえねえ?」
最初に書いた通り誰もが初心者スタートです。
初心者の人に「お前はゲームが下手だ」と言っている人がいれば、「ゲームごときでマウントをとるな」は正しいでしょう。
そんなことを言う人を私は「狂人」と呼んでいます。
しかし世間一般で「ゲームが下手」と言われる多くの人は、
そのゲームを数ヶ月、年単位でプレイしている
といったようにプレイ期間が長いにも関わらず下手なプレイヤーのことなのです。
長く同じゲームをしている→もはや趣味→趣味なのに上達しない→(自分が)上達しないから「趣味ごときに熱くなるなよw」と自分の趣味を蔑(さげす)む
謎思考回路。
どうやれば上達できるのか
上達する方法はいくつもあり、人によって合う、合わないがあります。
私はこれまで、
・FPS系 10年
・ストラテジー系 8年
・MMO 1年くらい
のプレイ経験があり、MMO以外は中級者~上級者に手をかけるほどの評価を受けています。
(過去にはFPS系で上位プレイヤーだったこともありますが、現在は引退して別のFPSを遊んでいます)
この経験からどのジャンルにも共通して上手くなるこつを見出しました。
・守・破・離の考え方
・コミュニケーションを取る
・練習する
この3つだけです。
守破離とは日本の伝統芸能の修行の過程のベースとなるもので、これはゲーム上達の過程にもすごく当てはまる考え方です。
守
まずは「守」。
上手い人のプレイを見て、学んで、全く同じやり方を練習する。
練習している時に分からない部分だったり、そもそも上手い人のプレイの核となる部分を参考にした人、もしくはフレンドで上手い人に聞く。
フレンドがいない人、作れない場合は自分でやるしかありませんが、何倍も時間がかかります。
今すぐボッチを卒業するほうが効率的です。
あとはこれをひたすら続ける。
これをひたすら続けるだけで、「下手」と言われることが激減します。
破
次に「破」。
今までトレースしてきた上手い人のプレイを次は自分なりにアレンジしてみます。
・上手い人は~の場面ではハンドガンを使っていたけれど、自分はショットガンのほうがいいと思う。
・上手い人の考え方でいくと、ここは◯◯じゃなくて△△のほうがよくないか?
のような感じでこれまでの経験や知識、「守」の段階で学んだことを自分なりにアレンジしていきます。
ただし「守」が不十分すぎて謎アレンジをする人も多数出てきますので、ここは慎重になったほうがいいです。
個人的に趣味程度でしたら「破」までいけたら十分すぎると考えています。
私もたいていのゲームをする時、この「破」までいくことを目標に遊んでいます。
離
最後に「離」。
これまでの経験から、自分で新しい理論を作る。みたいな感じです。
将棋でたとえると、新たな戦法を作るようなもの。
これはプロプレイヤーとか攻略を誰よりも早くやる方、アマプロみたいな人以外はやらないほうがいいです。
下手な人は頭が悪いのか
以上を元にこの「下手な人は頭が悪いのか」を考えると、別に頭は悪くないのでは?と思います。
ただし要領は悪く、情報収集能力は低い、というのが個人的な意見。
数週間や1ヶ月スパンで別ゲーに変える人に関しては上達しなくてもいいと思いますが、数ヶ月、数年単位で同じゲームをするなら立派な趣味です。
趣味なら上達したいと考えるのが妥当ではないでしょうか。
以上です。